投資初心者が米国ETF(上場投資信託)をどこの証券会社で購入すれば良いか悩みます。
投資初心者が米国ETF(上場投資信託)を取引するのにオススメなのが楽天証券です。
楽天証券は取引手数料が国内最低水準で、取引銘柄数も国内ネット証券会社の中でトップ。
出来るだけ経費を抑えて購入するのが望ましいので、取引手数料が安い証券会社が良いですね!
ここでは、投資初心者がなぜ楽天証券で米国ETFを購入するポイントおよびオススメする銘柄5選をご紹介いたします。
投資初心者が米国ETFを楽天証券で購入するのがオススメなのか?
米国ETF(上場投資信託)を取引するのにオススメなのが楽天証券です。
手数料が国内最低水準で安く、取扱銘柄も多いからです。
投資初心者には楽天証券での米国ETFの購入をオススメします。
楽天証券は、ETFの取扱銘柄が豊富
米国ETFの取引銘柄は355銘柄で数多くの銘柄を取引出来ますし、海外ETFであれば397銘柄を誇る多くの銘柄を取引できます。
ネット証券大手3社の米国ETF取扱銘柄数 ※2022年4月現在
楽天証券 | 355銘柄 |
マネックス証券 | 351銘柄 |
SBI証券 | 341銘柄 |
上記のように楽天証券は米国ETFを扱っている大手3社の中で一番の取扱銘柄数です。
楽天証券は、購入手数料が国内最低水準
海外ETFの購入手数料は、約定代金の0.45%(税込0.495%)上限手数料が20米ドル(税込22米ドル)と安い手数料!
米国ETFへの投資を応援するため、2020年1月6日の約定分から米国ETFの一部の買付手数料が無料になりました。
バンガードなど資産運用会社3社の15銘柄の買付手数料が無料になるので、投資コストを抑えられます。
ネット証券大手のマネックス証券、SBI証券の買付手数料が無料なのは9銘柄と楽天証券より6銘柄も少ないです。
楽天証券の買付手数料無料米国ETF15銘柄 ※2022年4月現在
コード | 商 品 名 | 経費率 |
QQQ | インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF | 0.20% |
SPYD | SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF | 0.07% |
VGT | バンガード 米国情報技術セクター ETF | 0.10% |
EPI | ウィズダムツリー インド株収益ファンド | 0.84% |
AGG | iシェアーズ コア 米国総合債券市場 ETF | 0.03% |
IYR | iシェアーズ 米国不動産 ETF | 0.41% |
VT | バンガード®・トータル・ワールド・ストックETF | 0.07% |
VOO | バンガード・S&P 500 ETF | 0.03% |
VTI | バンガード・トータル・ストック・マーケットETF | 0.03% |
SPY | SPDR S&P 500 ETF | 0.09% |
RWR | SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF | 0.25% |
GLDM | SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト | 0.10% |
AIQ | グローバルX AIビッグデータ ETF | 0.68% |
FINX | グローバルX フィンテックETF | 0.68% |
GNOM | グローバルX ゲノム&バイオテクノロジーETF | 0.56% |
取引金額により楽天ポイントがもらえる
海外ETFの売買手数料の0.1%の楽天ポイントがもらえます。
「0.1%は少ないですが、利用場面が多い楽天ポイントがもらえるのはメリットだと⾔えます。」
ここまで挙げた理由から、楽天証券は投資初心者が米国 ETF を購入するのにオススメの証券会社ですね。
楽天証券の米国ETFオススメ5選
ここでは、楽天証券で購入する海外ETFのオススメ5選を紹介します。
米国ETFは、信託報酬が国内ETFよりも安いのが特徴。
S&P500などの株価指数に連動するETFや、高配当が望めるETFがおすすめです。
S&P500との連動を目指した「S&P500ETF(SPY・VOO)」を1銘柄購入すれば、米国株500株に低コストで分散投資ができます。
投資初心者が、このS&P500との連動したETFを1銘柄を購入するだけで安定した利益が得られます。
ここから、株価指数に連動する安定した ETF や高配当が期待できる ETF を中
心に、初心者にオススメのものを紹介します。
SPDR S&P500ETF(SPY)
楽天証券:SPDR S&P 500 ETF
米国を代表する500社で構成される世界最大のETF。
SPDR(スパイダー)S&P500ETFとは、米国で最も代表的な株価指数であり、一般に米国株式市場全体の動きを表すとされているS&P 500指数を連動対象としています。
1994年の上場以降、現在まで右肩上がりで実績があるETFです。
バンガードS&P500ETF(VOO)
楽天証券:バンガード・S&P 500 ETF
VOOとは、バンガードS&P 500 ETF(Vanguard S&P 500 ETF)の米国籍ETF。
バンガード社がSPYより経費率を落としたETFで、2011年上場とSPYよりは若いETFですが取引高が多いETFで経費率0.03%と低く設定。
SPYと同じ値動きをするETFで、上場以降右肩上がりのETF。
私も保有している米国ETFの半分以上は、このバンガードS&P 500 ETFです。
インベスコQQQETF(QQQ)
QQQとは、ナスダックに上場している時価総額が最大規模の非金融企業100社を含 むナスダック100指数に連動したETF。
NASDAQ100は、アップル、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット(google)、テスラなど、いわゆる大型ハイテク株が上位を占めており、QQQに投資することでこれら大型ハイテク株に分散して投資することが可能となります。
ハイテク社をメインに投資していますので、今のハイテクノロジーに合ったETFで上場以降、現在では3.5倍の取引金額。
私も保有している米国ETFの半分近くは、このインベスコQQQETFです。
SPDRポートフォリオ S&P500高配当株式ETF(SPYD)
楽天証券:SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF
SPYDとは、SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF。
S&P500高配当指数をベンチマークしており、S&P指数構成銘柄の中で配当利回りが高い80銘柄に投資をします。
SPYDの特徴は、経費率の安さです。
SPYDも購入手数料が無料で、信託報酬は年0.07%です。SPYDに100万円投資したとしても、年間手数料はわずか700円です。
バンガード米国高配当株式ETF(VYM)
楽天証券:バンガード・米国高配当株式ETF
VYMとは、米国株式市場の高配当利回り銘柄で構成されるFTSEハイディビデンド・イールド・インデックスをベンチマークした海外ETF。
FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスとは、米国株式市場の高配当利回り銘柄で構成される時価総額加重平均型の株価指数になります。
VYMのメリットは、配当利回りが高く、値上がり益も狙えることです。
また、構成銘柄数が多くリスクを軽減でき、経費率は低い水準となります。
買った後は放置したままで利益を狙うことも可能です。
楽天証券で米国ETFを購入するメリット
ここでは、米国ETFを購入するメリットをご紹介します。
分散投資が出来る
S&P500などは、業績が良い米国会社500社に分散投資をしています。
日本の証券会社で購入できる4,000銘柄を超える米国株の中から、どれがよいか自分で選ぶことは、投資初心者にとっては至難の業です。
しかし米国ETFならば専門的な知識がなくても1銘柄購入するだけで、分散投資が可能です。
専門的な知識が無くても専門家の采配でリスク分散できる良い商品です。
リアルタイムに取引が出来る
米国は深夜取引にはなりますが、リアルタイムで取引が出来ます。
米国ETFは中身は投資信託でありながら、米国株式市場に上場しています。
上場企業の株式と同じように価格の変動を見ながら、株式市場でリアルタイムに売買できます。
一般の投資信託の場合、取引価格は1日1回夜に確定する基準価額が適用されます。
注文を出した時点では約定代金がいくらになるか分からない投資信託に比べて、その場で約定価格を知りたい人にもETFはオススメです。
信託報酬を抑えられる
米国ETFは、経費率(投資信託でいう信託報酬)が低価格に設定されています。
一般的な投資信託の信託報酬と比べても、米国ETFの経費率は安い傾向があります。
経費率は、米国ETFを持っている間は継続的にかかる経費なので、できるだけ安いにこしたことはありません。
代表的な株価に連動しているので値動きを把握しやすい
海外ETFは、株価指数を構成する数多くの銘柄をポートフォリオに組み入れた平均値でできていますので株価の上下で値動きが把握出来ます。
楽天証券で米国ETFを購入するデメリット
ここでは、米国ETFを購入するデメリットをご紹介します。
米国ETFで魅力的なサービスを展開する楽天証券ですが、パーフェクトという事ではありません。
時間外取引が出来ない
米国株の取引き時間は、日本時間では22:30~翌5:00が通常タイム(夏時間)。(冬時間は23:30~翌6:00です)
基本期には、この時間内での値動きに対して売買が行われます。
残念ながら楽天証券は時間外取引は不可となっています。
他の投資商品に比べて銘柄数が少ない
個別株や投資信託と比べて銘柄数が少ないことです。
為替レートのリスクがある
米国ドルにての購入になりますので、円安、ドル高等になった場合リスクが発生します。
また、円からドルに換える時に手数料がかかることもデメリットだと言えます。
投資初心者が米国ETFの選び方
ここでは、投資初心者が米国ETFの選び方をご紹介します。
米国ETFを選ぶポイントとしては、チャートを見て右肩上がりのETFおよび歴史のあるものを選ぶことをオススメします。
投資対象
それぞれの値動きの幅やリスクの大きさが異なるため、どのような投資対象にするか決めましょう。
またリスク分散のためにいくつかの米国ETFに分けて投資する方法もあります。
売上高
売上高とは、どれだけの量が取引しているかの指標です。
たとえば「このETFを売りたい」と思っても、市場の中に「買いたい」という投資家がいなければ取引は成立しません。
売買高が大きければ、それだけ取引を行っている人が多いということであるため、自身が売りたい、買いたいタイミングで取引が成立する可能性が高くなるのです。
運用コスト
米国ETFを選ぶ際には、運用コストが安いものを選びましょう。
米国ETF投資では購入する際の購入手数料、保有している間の信託報酬、解約する際の売買委託手数料などが発生します。
特に信託報酬については、ETFを保有している限り支払い続けるものですから安いものを選ぶことをオススメします。
分配金の有無
米国ETFの中には、分配金があるETFがあります。
【ポイント】
これまで、投資初心者が楽天証券で米国ETFを購入するポイント・オススメ銘柄をご紹介して来ました。
楽天証券は、ネット証券で2番目に口座数が多く、投資コンテンツが豊富な証券会社です。
米国ETFの取扱銘柄も多くあります。
手数料が無料の米国ETFがあり、また、手数料の一部がポイントで還元されるサービスもあります。
米国ETFを取引しようと考えている方は、楽天証券での口座開設をオススメします。
投資初心者にオススメの書籍
ご紹介します書籍は、投資について投資初心者でもわかりやすく書かれています。良かった購入してみてくださいね!