私は、50代前半で早期リタイア(FIRE)ではなくセミリタイア(サイドFIRE)を達成しました。
セミリタイア(サイドFIRE)とは、半分働きながら自由な時間を手に入れて、自由になった時間を自分の好きな事に使う事です。
私の場合、好きな事とは海外旅行かな?
60代も目の前になって来ましたので、海外移住も視野に入っています。
セミリタイア(サイドFIRE)の方法とは、20代半ばから始めた投資です。
ここでは、私が実践した方法に5つについて詳しくご紹介します。
私が実践した事5つを詳しくご紹介しますね!
- FIRE(早期リタイア)とは?
- サイドFIRE(セミリタイア)とは?
- 目標資産額を設定
- 目標に向けてのステップ
- オススメの投資方法
1.FIRE(早期リタイア)とは?
私が実践した投資方法1つめは、FIREとは?です。
まずは「FIRE」の意味をご説明いたします。
FIREとは、経済的自立と早期リタイアすることを意味しています。
- F=Financial=財政上の
- I=Independence=独立
- R=Retire=退職
- E=Early=早期
FIREは、まず自分が生活していく上で必要な金額を把握し、その金額を資産運用による収益でまかなうにはどれくらいの資産が必要なのかを逆算し、その資産を形成することを目指します。
FIREするためには支出の管理も大切になります。
投資で得た利益を超える支出をしてしまうと、生活が立ち行かなくなってしまいますので注意が必要です。
FIREには投資でお金を増やすことが、不可欠です。
損失を避けながらFIREできるよう、王道ルールを守って資産を増やしていきましょう。
FIREにおいて大切なポイントは、あくまでも仕事を辞めることが一番の目標ではないことです。
お金のために働く必要がなくなったとき「人生の時間を何に使いたいのか?」、そこに明確な目的意識がないと、FIREの実現は難しいといえます。
FIREのメッリット
FIREを実現した後は、時間や場所に縛られることなく好きなことをして好きな場所で暮らすことができます。
FIREを達成するためには家計の見直しを行ったり資産運用の知識を習得したりする必要があり、お金に関する知識が幅広く身に付く点もFIREのメリットのひとつです。
知識が身に付いて節約や節税、資産運用ができるようになるとお金の使い方がうまくなります。
FIREのデメッリット
計画通りの資産を用意できて早期リタイアを実現した場合でも、資産運用で想定通りの運用益を得られるとは限りません。
株式や投資信託などによって一定の運用利回りを確保することは必ずしも簡単ではなく、反対に損失が出て資産が減ってしまう可能性もあります。
FIREするためには支出の管理も大切になります。
資産運用で得た利益を超える支出をしてしまうと、生活が立ち行かなくなってしまいます。
2.サイドFIRE(セミリタイア)とは?
私が実践した投資方法2つめは、サイドFIREとは?です。
まずは、「サイドFIRE」の意味をご説明させていただきます。
サイドFIREとは生活費の全てを資産運用のみでまかなうのではなく、資産運用をメインにしながら、副業などの勤労収入と合わせて生活するスタイルを意味しています。
リタイア後も週1~2日は自分の好きな副業をするなど、ある程度の収入を得る前提にすれば目標金額を引き下げられます。
サイドFIREでは、不労所得と生活費の差額分を勤労収入で補います。
ブログやYouTubeなどの副業は、どこでも出来ますので海外生活も可能です!
今やっている仕事に生きがいを感じている人や、リスクが怖いから投資に手を出したくないという人向けの生き方ではありません。
私の様に「世界中を旅行してみたい」などの思いを抱えている人たちにこそ、FIREは新たな生き方の選択肢を提示してくれるかもしれませんね。
サイドFIREのメッリット
FIRE用資産の目標資産額を自分で自由に設定できるため、普通の会社員でも、ぐっと手が届きやすくなります。
副業をすることで、毎月の入金力を増やすだけでなく、目標資産額を少なくすることもできます。
サイドFIREのデメリット
フルタイムではないものの、サイドFIREは働いて収入を得ることが前提です。
仮にもし働けなくなった場合、投資収益だけでは暮らせず、資産を取り崩していく必要があるでしょう。
株式などに投資を行うとなると、相場の変動によっては資産が予想以上に大きく減る可能性もあります。
そのため過剰なリスクを負わないためにも、FIREでは個別の企業に投資を行うのではなく、複数の企業に間接的に投資を行うインデックス投資を推奨しています。
3.目標資産額を設定
私が実践した投資方法3つめは、目標資産額の設定です。
FIREを実現するためのステップとして、まずはリタイア後の生活費を想定して準備すべき目標資産額を設定します。
どのような生活を送りたいかによってリタイア後の生活費の想定が変わるので、ライフプランを描きつつ生活費を見積もりましょう。
子供の入学資金など、家族のライフイベントも考慮しなければいけません。
ライフイベントごとにかかる費用もFIRE後の資産運用によってまかなうのか、それとも別途資金を用意するのか、事前に計画する必要があります。
目標資産額の計算
目標資産額は毎年生活費の25倍の金額と言われています。
- FIREで年間必要生活費300万円が必要な場合:7,500万円
- サイドFIREで年間費用生活費が180万円必要な場合:4,500万円
毎月の支出 | 年間の支出 | FIREに必要な資産額 |
10万円 | 120万円 | 3,000万円 |
15万円 | 180万円 | 4,500万円 |
20万円 | 240万円 | 6,000万円 |
25万円 | 300万円 | 7,500万円 |
30万円 | 360万円 | 9,000万円 |
目標資産額に向けて資産形成をする
目標資産額が決まったら、その額に向けて資産形成をします。
毎月一定額を入金しながら資産運用を行う積み立て投資をする場合であれば、次のシミュレーションを用いて毎月必要な投資額を確認しましょう。
例えば、6,000万円を目標資産額に設定した場合、期間25年・年利7%で運用するのであれば毎月約75,000円を25年間投資する必要があります。
4.目標に向けてのステップ
具体的な投資法を知る前に、もう1つ把握しておくべきポイントがあります。
目標資産額に向けて投資を行う上では、毎月の収入からいくらを投資に回せるかが重要になります。
投資に回せる金額を算出するために毎月の支出を把握します。
毎月の投資額を確保するのが難しい場合は、次の5つを考えてみましょう。
- 支出を減らす
- 収入を増やす
- サイドFIREを目指す
- 年利を上げる
- 投資期間を延ばす
これから5つを解説していきます。
1.支出を減らす
支出を減らすことで、毎月の入金額を増やすことができます。
まず初めに、生活費の中で固定費を抑えることを考えましょう。固定費の費目とそれを減らす方法は次のようなものがあります。
- 家賃:より家賃の低い所に引っ越す
- 水道光熱費:電力会社を乗り換える
- 通信費:格安SIMに変更する
- 保険:不要な保険があれば見直しする
2.収入を増やす
仕事を頑張って昇進する、資格を取って資格手当を受ける、転職するなどといったことがあります。
このほかにも、副業で給与以外の収入を増やすことが考えられます。
副業は資産が少ないうちでも取り組みやすいのが特長です。
3.サイドFIREを目指す
完全なFIREを目指している場合、サイドFIREを目指すことに切り替えるのもいいでしょう。
副業をすることで、毎月の入金力を増やすだけでなく、目標資産額を少なくすることもできます。
4.年利を上げる
入金できる額が少ない場合の対策としては、年利を上げることも考えられます。
高いリターンが取れる資産運用を進めることで少ない金額で同じ目標を達成しようという考え方です。
ただし、これらの商品は高リターンが狙える代わりに発生しうる損失額も大きくる可能性もありますので十分な注意が必要です。
5.投資期間を延ばす
目標期間を延ばすことによっても、少ない投資金額で同じ目標を達成できます。
年利5%・期間25年で運用して6000万円を築くには毎月約10万円の投資が必要です。
一方で、年利5%・期間30年と、期間を延ばして運用して同じ6000万円を築く場合は毎月7万円強の投資で済みます。
目標期間を5年延ばすだけで、月々の投資金額は3万円も安くなります。
5.オススメの投資方法
ここからは、FIRE(早期リタイア)達成のために役に立つ投資法をお伝えします。
FIRE(早期リタイア)を達成するためには、「資産を築く」ことが重要なポイントになります。
ここでは投資信託と個別株の投資方法を2つご紹介します。
1.投資信託
1つ目にご紹介するのは、投資信託です。
投資信託とは、「みなさんから集めたお金を、一つの大きな資金として運用の専門家が株式や債券を投資運用する商品」の事をいいます。
プロの運用会社が運用をしてくれるので、気軽に投資をすることができます。
また、少額(100円程度)から投資を始められるのもメリットです。
投資信託を選ぶ上では、「インデックスファンド」と呼ばれるものに投資をするのがオススメです。
投資信託には大きく分けて「アクティブファンド」「インデックスファンド」の2種類が存在します。
インデックスファンドは「日経平均」「TOPIX」「S&P500」など、株価指数と同じ値動きを目指す投資信託です。
その一方で、アクティブファンドはそうした株価指数より高いパフォーマンスを出すことを目指す投資信託です。
【初めての投資信託】投資信託の仕組み・始め方を徹底解説! 【知らないと損確定!】投資初心者が絶対に抑えておきたい投資信託の鉄則3選!個別株投資
2つ目のご紹介するのは、個別株投資です。
株式を安く買って高く売ることで、売却益を得ることを目的とする投資です。
売買益の他に配当金・株主優待などのメリットも得られます。
その一方で、投資信託と比べて値動きは激しいという特徴があるため、投資信託を始める際よりも、勉強を深くする必要があります。
株式投資を行う場合は中長期(数か月~数年以上)で投資を行うのがオススメです。
短期での売買は株で生計を立てているような専門の人でなければ難しいからです。
中長期の視点で銘柄を選ぶ際は、 企業の業績を予測しながら株を買うことが重要になります。
なぜなら、多くの場合長期的にみると株価は企業の業績に近づいていくからです。
ポイント
ここでは、FIRE達成のための投資についてお伝えしました。
FIRE達成のためには、まず目標資産額を決め支出の最適化を行うことが重要です。
その上で、ここでお伝えしたような投資に取り組んでみてください。
コツコツ時間をかけて投資を行うことで、目標の資産額に到達できるはずです。
とは言っても、投資信託を始めるには証券会社の口座がないと何も始まりません。
銀行でも投資信託を取り扱っていますが、ここで紹介した100 円からの少額投資やポイント投資は普通銀行などの金融機関ではできません。
そこで投資信託を始める証券口座としてオススメしたいのが楽天証券、SBI証券です。
楽天証券やSBI証券は 100 円からの少額投資やポイントによる投資に対応しているだけでなくスマホから簡単に口座開設ができるんです。
最短で翌日には口座が開設できてしまいます。
初心者のうちはもちろん、個別株投資・投資信託に慣れてからも使い続けられます。
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